山口病院

JR大塚駅北口より徒歩8分・都電巣鴨新田より徒歩2分
〒170-0001 豊島区西巣鴨1-19-17 TEL:03-3915-5885


病院概要

理念・特徴・概要 施設・設備案内 院長挨拶 名誉院長経歴
 山口病院 名誉院長 山口明志

 日本性機能学会会員を務め、日本国内でのED治療の権威として有名。
 日本人で初めてWHO(世界保健機構)第一回国際ED学会において論文発表した実績があり、
 世界を股に掛け活動中です。

出身大学
昭和35年昭和大学医学部 卒
昭和40年昭和大学大学院 卒
主な職歴
昭和42年〜46年 昭和大学成人病科専任講師
昭和46年〜48年昭和大学成人病科教授代行
昭和48年4月山口内科開業 院長
昭和50年4月都立文京高等学校 校医
昭和53年4月昭和大学 評議員
昭和53年5月サンシャイン山口クリニック開設
昭和54年4月放送大学 校医
昭和54年4月山口病院開設 院長就任
昭和54年4月国際平和協会理事
昭和55年4月サンシャインプリンスホテル医務室開設
昭和58年9月東京都豊島区医師会理事
昭和61年4月昭和大学理事
昭和62年4月学校法人巣鴨高等学校 理事
平成12年9月医療法人社団快生会常務理事
平成12年11月 中華人民共和国・北京天衛診所 名誉院長就任
平成15年6月山口病院創薬センター(臨床治験センター)開設
平成16年4月日本美容外科学会編集委員
平成16年7月中華人民共和国・大連大学医学部 客員教授就任
平成18年6月中華人民共和国・大連大学医学部 名誉教授就任
平成18年9月第4回東方美容外科学会名誉会長(中国・重慶)
平成19年4月中華人民共和国・中国医科大学 看護学院提携
平成19年4月巣鴨警察署指定医
平成19年6月中華人民共和国・中国医科大学と関連病院の締結
平成19年7月日本美容外科学会理事就任
平成19年9月中華人民共和国・日中友好病院と関連病院の締結
平成19年10月NPO法人扶桑国際友好医療協会 名誉理事長就任
平成20年1月中華人民共和国・重慶工学院大学 医学部名誉教授
平成20年8月 北京淸木醫療美容機構名譽院長
平成20年10月中国医科大学名誉教授
専門分野
内科、成人病、消化器、呼吸器、循環器、神経内科
所属学会等
昭和大学元理事、昭和大学医学部振興財団、国際平和協会理事、豊島区医師会元理事、北京天衛診所名誉院長、
日本内科学会、日本老人病学会、日本精神病学会、日本精機能学会、日本美容外科学会(編集委員・理事)、東洋美容外科学会
論文・学会等
1. Studies on erythhopoietic stimulating factor, apocerulopiasmin. Acta Haema. Jap.,25: 682〜689,1962.
2. Studies on erythropoietic stimulating substance, apoceruloplasmin. Ⅱ Effects of apoceruloplasmin on penpheralbloodpictuje, iron and copper metabolism. Acta Haema. Jap.,25:773〜780,1962.
3. Studies on erythropoietin Ⅲ. Isolation of erythropoietin from ceruloplasmin molecule. Acta Haema. Jap., 26 : 174〜178,1963.
4. Ceruloplasminに関する研究特にその造血作用の検討. 昭和医学会雑誌、25: 353〜366、1965.
5. 徐放性硫酸第一鉄による鉄欠乏性貧血の治療.昭和医学会雑誌、26: 475〜484、1966.
6. 飢餓、正常家兎におけるACTH、Prednisolonの影響--特に白血球、血清鉄、銅、代謝の検討.昭和医学会雑誌、28:34〜41、1968.
7. 中枢血圧調節機構に関する研究特に睡眠脳波と血圧との関係について.昭和医学会雑誌、35: 153〜165、1975.
8. 内科領域に於ける眼底検査とその意義に関する研究.昭和医学会雑誌、36:223〜231、1976
9. 節遮断剤による昇圧物質に対する血圧反応増強の機序に関する考察、第17回 日本循環器学会関東甲信越地方会総会、1960.
10. 腎疾患における血清ceruloplasmin値と血清銅、血清鉄の相関関係について、第4回 日本腎臓学会総会、1961.
11. 造血促進因子cerulopla8minの研究(第6報)、第59回 日本内科学会総会講演会、1962
12. 造血促進因子ceruloplasminの研究、第24回 日本血液学会総会、1962
13. 鉄代謝の研究、第24回 日本血液学会総会、1962
14. 造血促進因子apoceruloplasminの作用機序の考察、造血促進因子apocerulopla8minの銅・鉄代謝におよぼす影響について、第24回 日本血液学会総会、1962
15. Uremic pneumomtis の部検例、第144回昭和医学会例会、1962
16. 妊婦における血清銅と血清ceruloplasminの消長について、第145医学会例会、1962.
17. 形質細胞性白血病の1部検例、第9回昭和医学会総会、1962.
18. 造血因子に関する研究、第9回 昭和医学会総会、1962.
19. 巨大なtophiを伴った疼痛の1症例: 第146回ヨ本内科学会関東地方会、1963.
20. 銅蛋白cruloplasminも研究(第7報)第60回日本内科学会総会講演会、1963.
21. 造血促進物質ceruloplasminの本態及び生理作用について、第25回日本血液学会総会、1963,
22. 血清ceruloplasminの測定法の吟味および測定結果について、第25回日本血液学会総会、1963
23. 造血促進物質の研究、第147回 日本昭和医学会例会、1963
24. 線溶系に対するビタミンCの影響、第148回 昭和医学会例会、1963
25. 重複腫瘍の1例、第152回 日本内科学会関東地方会、1963
26. 実験的緑色腫の研究、第10回 昭和医学会総会、1963
27. 猪瀬型と考えられる肝脳疾患の1部検例、第156回 日本内科学会関東地方会、1964
28. 銅蛋白ceruloplasminの研究(第8報)、第61回 日本内科学会総会講演会、1964
29. 実験的緑色腫の研究、ペルオキシダーゼについて、第26回 日本血液学会総会、1964
30. 造血促進物質に関する研究、第26回 日本血液学会総会、1964
31. 肝脳疾患特殊型(猪瀬)の1部検例、第151回 昭和医学会例会、1964
32. 家族性素因の明らかな異型WPW症候群の1例、第34回 日本循環器学会関東甲信越地方会総会、1964
33. 再生不良性貧血の治療、第27回 日本血液学会総会、1965
34. アイソトープによるセルロプラスミン代謝、第27回 日本血液学会総会、1965
35. 銅蛋白ceruloplasminに関する研究(続報)、第62回 日本内科学会総会講演会、1965
36. Ceruloplasminに関する研究-特に造血活性の検討-、第12回 昭和医学会総会、1965
37. 各種疾患における血清ceruloplasiminと血清銅値との相関、第170回 日本内科学会関東地方会、1965
38. 白血性リンパ肉腫病の1例、第7回 日本臨床血液学会総会、1965
39. Ceruloplasminの生理作用、folic acid, vitamin B12併用による影響、第28回 日本血液学会総会、1965
40. 血清ceruloplasmin値測定法の吟味、第28回 日本血液学会総会、1965
41. Ceruloplasminに関する研究(続報)、第63回 日本内科学会総会講演会、1966
42. Ceruloplasmimに関する研究、Wilson氏病を中心として、第13回 昭和医学会総会、1966
43. Ceruloplasmin に関する研究(続報)とくにWilson氏病について、第64回 日本内科学会総会講演会、1967
44. 経口鉄剤とATP、ビタミンC併用による老人性貧血の治療について、第24回 日本臨床血液学会例会、1968
45. 老人性貧血の治療、特にadenosine triphosphateと鉄代謝、第30回 日本血液学会総会、1968
46. 老人性貧血の治療、特にadenosine triphosphateと鉄代謝、第162回 昭和医学会例会、1968
47. 胃・十二指腸潰瘍・胃炎に対するグルタミド顧粒の臨床効果について、昭和医学会雑誌 30巻11号、1970
48. 高血圧患者の終夜脳波に関する研究、昭和医学会雑誌 31巻 7号、1971
49. 宮延古元酒(夫婦和合酒)の臨床的評価、新薬と臨床J. New Rem.& Clin. Vo1.49 No.10 2000.
50. 勃起障害に対する海綿体(自己)注射法の臨床的評価、薬理と治療Jpn Pharmaco1 Ther Vol. 2 8 No 7 2000
51. 植物性エストロゲン「Kwao Keuf(姫:him-e)摂取の臨床的有用性の検討、新薬と臨床J. NewRem,&Chn.Vo1.50 No5 2001
52. タイ産の白カウクルアと赤カウクルアの性機能に及ぼす影響、日本性科学会雑誌 Vo1. 9 No. 2 2001
53. 勃起障害に対する海綿体自己注射療法におけるオフィステストの有効性、日本美容外科学会誌、Vol. 39 No. 1、2002
54. 海馬含有の健康食品の女性における影響について、日本美容外科学会誌, 42(4), 113-120, 2005
55. Clinical evaluation of the usefulness of self-injection of drugs into the penile cavernous body in cases of electile dysfunction associated with various underlying diseases, Eastern J. of Cosmetic Surgery, 1(1), 78-98, 2007
56. 糖尿病性EDに対する陰茎海綿体自己注射法の有用性、第27回日本性科学学会、10月(千葉)、2007
57. カベルゴリン錠0.25mg「ト−ワ」およびカベルゴリン錠1.0mg「トーワ」の健康成人における生物学的同等性、「臨床と新薬」Vol. 44, No. 5, 543-557, 2007
58. ニザチジン75mg錠剤と75mgカプセルおよびニザチジン150mg錠剤と150mgカプセルの溶出試験ならびにヒトにおける生物学的同等性試験、「薬理と治療」Vol. 35, No. 6, 609-616, 2007
59. アムロジピン錠2.5mg「PH」及びアムロジピン錠5mg「PH」の健康成人における生物学的同等性試験、「診療と新薬」Vol. 45, No. 3, 233-243, Feb, 2008


── 名誉院長からのご挨拶「40年間を振り返って」 ──

昭和48年4月29日に山口内科を開院致しました。

私の理念


私の開業の理念は、上下の隔たりなくすべての患者さんに対して奉仕の精神で医術の限りを尽くすことです。それに伴う施設を整え対応できる医療スタッフを教育し質の向上を図ることで地域医療に貢献することが、私の目的でもありました。

今日に至るまで幾多の多難な時もありましたが、その都度、良き職員、良き友人に恵まれ頑張り41年を迎えることができました(2014年4月現在)。私をこれまでに支えて下さいました総ての方々に心より感謝し御礼を申し上げます。


わが国の医療の変遷


昭和40年代、50年代は国民の健康を守る時代でもあり、医院・中小病院が中心になって地域医療の充実をはかる重責を負わされていました。国は医療福祉を充実させるために医療費を20%増額してきました。その結果、日本が最長寿国となりましたが、バブルの崩壊と共に医療にも大変な時代が嵐の如く襲ってきたのです。

国は国公立病院を過剰なまでに設立してきました。その結果90%が赤字財政となり、医療財源を逼迫させてきたのです。国公立病院を各企業に売却しようと試みましたが、それを引き受ける企業は皆無でした。そこで国は、医療費を削減するための政策として、今度は中小病院を減らす方向に転換してきたのです。地域医療の核である医院・中小病院の締め付けは、今や地域医療を崩壊寸前に追いやってきています。

特に、都心部の医療は看護師不足に喘いでいる中小病院に対し、追い打ちをかけるかのように「看護当直月72時間制限(週1回の当直)」にしたことは、当直で生活を立てている看護師を脅かし、更には過重な労働を強いることになってきたのです。医師は重病人がいれば毎日でも当直をしなければなりません。そのため病院は人件費が高騰し救急病院を返上する中小病院が増えてきています。たらい回しといわれる産科、小児科だけでなく病院では看護師不足により10〜20数件の入院を受け入れられない事態が起きております。


地域医療が大切なこと……


地域医療は巨大病院ではできないことを行っており、学童検診、小児健診、往診、在宅医療・介護、急患などは総て医院や中小病院がカバーしているのです。これは戦前、戦後を通して行ってきたことです。WHOは日本が最長寿国であり、生活システムを世界で一番整っていると指摘しています。これはとりもなおさず医院、中小病院の医療スタッフの献身的な努力の賜によるところなのです。

日本で今一番大切なことは、人間作りにあります。特に、医療は「数」だけではなく「誠」です。医療に携わる人が全て奉仕の精神、労り、責任感を持って活力ある職業人を作ることです。お年寄りの方も、今はベッドに横になっていますが、若い時は活力を持って働き、働きつくしてきた方々です。我われは、それを忘れてはいけないのです。


共に歩んでくれた同志たち


私自身も、開業5年目で急性肝炎を患い、15年目では狭心症を、20年目に脳出血で倒れました。幸いなことに予後も良く職場に復帰し職員と共に患者さんのために医術をもって奉仕することができることに感謝しております。この感謝の念は私を医師として教育してくれた両親に捧げます。生ある限り医術に没頭し多くの人々の健康を見守り続けていきたいと考えております。

この荒波の世の中で職員と一致団結し第二次救急にも積極的に取り組み、ホームレスで悪臭、不潔で全身衰弱の方でも気持ち良く受け入れる病院は山口病院なのです。これも医師、看護師、職員の協力なしでは果たし得ないことなのです。また、ドック健診の充実として「1時間ドック」をはじめました。全身CT、血液検査まですべて結果を出し説明できるということは、忙しくされている方々の健康を守るために大変感謝されております。

10年前より再び研究、学会や学術論文の発表など行うために創薬センターを設立いたしました。海外活動として、電話回線による遠隔医療がきっかけで、中国、北京で診療所の開設、大連大学医学部、中国医科大学、中日友好病院、重慶工学院大学医学部との連携をはかり学術、研究、教育、人材など日中友好の医療の一端を果たしております。外国から日本の国政・医療を考えみたとき、日本は最高のレベルであると同時に、最も大切な人間性が失われつつあることにわれわれ国民が気付き反省しなくてはなりません。

筆者近影

山口病院も開業当初は小児患者も多く、外来・入院患者も平均40歳前後でしたが、
高齢社会を迎え、今や70歳前後となっております。病状にしても午前・午後の
変わりが著しくそのための気配りが大変です。幸い中小病院であるため気配り、
目配りができるのです。これが地域医療を支える原動力になっており、職員の協力
なくしてできないことです。これからも小さな、小さな病院が地域医療を守り、
しいては国家医療の根幹をなしていけるよう職員一同努力してまいります。

私と共に苦楽を共にしてくださった同士に深く感謝致します。



医療法人社団 育生會 山口病院
名誉院長 山口明志